初めての子連れ学会 参加レポ 【準備編】

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こんにちは。りんです。

タイトルの通り、この度初めて子連れ学会にチャレンジしてみました。

本記事では、学会に臨む前の準備の作業を記録しています。

これから子連れで学会に参加したいと思っておられる方のお役に立てたら嬉しいです。

実際の参加レポはこちらからどうぞ!

私は、長男(4歳)出産後から、対面の学会に参加できたことはありませんでした。

各学会は私の住んでいる地域からは遠方で開催されることが多く、なかなか参加するチャンスがありませんでした。

心理の学会でも大規模な日本心理臨床学会(以下日心臨)は託児のサービスがありましたが、開催場所は横浜か神戸であることがほとんど。

どちらの地にも飛行機を使わないといけない距離(田舎、しかも今はその中でもへき地)に住んでいる私には、託児を利用しての学会に参加するなど夢のまた夢でした。

しかし、この度私が毎日入り浸っているX(Twitter)で、「今年開催の日本心理学会は託児があるらしい」という情報を得ました。

何と、会場は熊本!

今住んでいるへき地(島)から、船と飛行機を使えば行くことができます。

「九州で託児のある学会が開催されるなんて…このチャンス逃せない!」と、衝動性の高い私は飛びついてしまいました。

託児があるだけでなく、「育児中の学会参加の障壁について議論する」というシンポジウムがあり(しかも子連れでの参加OKとのこと)、それが大変魅力的であったため、勢いに任せて参加を決めたのでした。

夫は基本的に何事も快くOKしてくれる人なので、今回も「りんの体調がいいなら行っておいで~気を付けてね!」と見送ってもらいました。

目次

事前準備をしよう

まずは、状況の確認からはじめましょう。

今回参加する学会は日本心理学会第88回大会です。

会場は熊本市の熊本城ホール。

熊本城ホール www.kumamoto-jo-hall.jp

私は、現在九州に住んでいるので、会場の熊本まで1泊2日で行くことができます。

移動は船と新幹線を使います。

私たちが住んでいるへき地(島)からはこれが最短ルートになります。

今回連れていった4歳長男は0歳から飛行機で義実家に年に数回帰省していて、公共交通機関には慣れているので移動も楽しめます。

さすがに1歳児を連れていくとカオスになるので、次男は夫とお留守番をしてもらうことになりました。

子連れ学会の目的を決めよう

次に子連れ学会の目的を決めます。

①発表を聞いて勉強する
②子連れ学会参加を遂行する
③長男と熊本旅を楽しむ

ざっと思い浮かぶのはこの3点でしょうか。

もちろん自分1人であれば、①発表を聞いて勉強する に全振りできたのですが、今回は子連れ学会。

自分の中での優先順位は、②子連れ学会参加を遂行する≒③長男と熊本旅を楽しむ>①発表を聞いて勉強する となりました。

どうしても聞きたいシンポジウムが1つあったので、それを聞けたら①は100点だ!と開き直り思い、②と③にエネルギーを注ぐことにしました。

これまで次男と2人旅はしたことがあったのですが、長男と2人旅をするのは初めて。

新幹線移動、遊び、グルメなど長男と2人の時間を満喫することを1番の目標に掲げました。

熊本の土地勘はあまりなく、1泊2日の旅だったので、熊本駅⇄熊本城の範囲内で、食事ができたり遊べる場所を探しておりました。

「熊本 幼児 遊び場」で検索すると、アミュプラザくまもとのおおやねテラスという屋上庭園がおすすめとのこと。

※画像はアミュプラザくまもとHP(https://www.jrkumamotocity.com/amu/bigroof)からお借りしています。

長男が好きな遊具(電車や三輪車や滑り台など)が揃っており、「ここ一択だ」と即決しました。

こちらの記事も参考になりました。

【アミュプラザ くまもと】大人だけじゃない!子供も楽しめるしかけが盛りだくさん《熊本市西区春日》 | さるクマ-さるこう、熊本- 熊本の子育て世代に役立つお出かけサイト! 素敵な熊本の風景や美味しいお店、心落ち着く場所をご紹介します。明日ちょっとお出か sarukuma.info


また、アミュプラザくまもと内にも屋内遊び場があるようで、雨が降った場合を考えてここも候補に入れました。

FUN VILLAGE-セガアミュプラザくまもと- tempo.gendagigo.jp

託児の申込をしよう

今回の学会参加の決め手は「託児あり」でしたので、まずは託児の枠を確保することが最優先です。

今回9/7~9/8で参加をしますが、移動等を考えると学会に参加できるのは

・9/7の午後
・9/8の午前中

となります。

9/8の午前中は子連れOKのシンポジウムに参加する予定のため、9/7の午後の託児を予約しました。

今回の学会の託児の定員は20名。

8/5から申し込み受付でしたので、申し込み開始時間にPC前に待機し、無事13:00~18:00の枠を予約することができました。

8月後半になると、上記の時間帯はほとんど予約が埋まり、キャンセル待ちになっていました。

りん

子連れで学会来る方も結構多いのかな…!

ホテルを決めよう

参加できることが決まれば、次は交通機関の予約とホテルの予約に移ります。

交通機関は船+新幹線を予約しました。

長男はまだ4歳なので、船も新幹線も膝上で抱っこすれば運賃はかからないのです。

が、道中疲れたり「一人で座りたい」と言う可能性もあるので、どちらも2席分予約しました。(お金…)

りん

母のメンタル安定のための出費と思えば…

そして、宿泊するホテルは熊本城ホールから近いところを探しました。

以前ワンオペで長男(3歳)次男(0歳8か月)の2人を連れて名古屋でホテル泊をしたのですが、

このとき泊まったコンフォートホテルさんがとてもきれいでコスパもよかったので、

今回もコンフォートホテルさんにお世話になることにしました。

熊本城へのアクセスも抜群!

個人的な「コンフォートホテルさんおすすめポイント」はこちら。

  • 添い寝であれば大人1人分の料金だけで利用OK(大人1人と小学生以下の子2人でもOKなのがすごすぎる…!)
  • 朝食も全員無料(子どもにも食べやすいメニュー多い・子ども用食器あり)
  • キャンセル料は前々日まで無料(子どもの体調でキャンセルする可能性もあるのでありがたい)

このサービス、ありがたすぎませんか。子連れにとっても優しいビジネスホテルです。

子連れ向けサービスは以下の画像からご確認ください。

もちろん、いつもお世話になっている楽天トラベルでも予約できました!

タイムスケジュールを決めよう

次にタイムスケジュールを立てます。

福岡までは船で向かい、博多から熊本へは新幹線を使います。

今回は9/7の昼前に熊本に到着し、お昼過ぎから学会に参加する予定です。

新幹線で到着次第、サクラマチクマモトという、会場の熊本城ホールから近いショッピングモールで昼食を食べる予定です。(長男の好きなマックもあり安心)

※画像は熊本県観光連盟(https://kumamoto.guide/spots/detail/12302)さんからお借りしました。

SAKURA MACHI Kumamoto-サクラマチ クマモト- 熊本城と庭つづき、すべてをつなぐ「おもてなしの庭」。熊本桜町にあるランドマーク。ファッション・雑貨・コスメ・飲食など149 sakuramachi-kumamoto.jp

また、今回、Tabioriというアプリを使い、初めて旅行のしおりを作ってみました。

旅のしおり – tabiori

交通機関を複数使うのと、ワンオペ旅だったということもあり、一つのアプリで各交通機関の時刻が確認できるのはとてもありがたかったです。

また、Tabioriは旅費も自動で計算してくれるので、それも便利でした。

今後家族で旅行に行くときも使ってみたいと思っています。

準備した持ち物

子連れ旅に重要なのは、なんといっても身軽さ!!


スーツケースを引きずりつつ、元気(過ぎる)な幼児の対応するのは困難を極めます。

今回は私も長男もリュック1つで臨みました。

筆者のリュックの中身
  • 着替え(自分用1組+長男用2組+長男パジャマ)
  • メイク用具
  • 筆記用具
  • 財布
  • ワイヤレスイヤホン
  • モバイルバッテリー
  • 母子手帳
  • 保険証類
  • 参加章
  • 託児申込書
  • 身分証のコピー
  • ビニール袋数枚
  • 長男おやつ(予備)
  • ウェットティッシュ
  • 飲み物
長男のリュックの中身(そのまま託児に直行OK)
  • 着替え(上下と下着を1組)
  • 手拭き用タオル
  • ビニール袋数枚
  • 飲み物
  • おやつ
  • はたらく細胞の本×2

パッキングにはこちらのトラベルポーチを使いました。

洋服や、(我が家は今回持っていきませんでしたが)おむつを圧縮して持ち運ぶのに便利です。

片側に私の洋服を、反対側に長男の洋服を入れて持っていきました。

「自分でリュック持つから持っていく!」という長男の強い希望により、こちらの2冊も長男のリュックに仲間入りしました。

また、今回託児をお願いしたのですが、託児のためにこちらを持参しました。

託児に必要なもの(★は我が家の場合)

★保護者の身分証明書
★託児申込書
★母子手帳
・昼食(託児が12時にかかる場合)
★おやつ(託児が15時にかかる場合)→こんにゃくゼリー、アメ、ガム不可
・粉ミルク(冷凍母乳は不可)
・哺乳瓶
・お湯
・おむつ
・おしりふき
★着替え
★手拭き用タオル
・昼寝用かけバスタオル(上着でも可)
★ビニール袋数枚

長男は4歳だったので、持参する荷物は最小限で済みました。

母子2人旅なので、子ども用の荷物が少なくなるのはとても助かりました。

りん

リュック2つでいざ出陣!

家族の健康管理に命をかける

今回、長男と私が学会に行き、次男と夫が自宅でお留守番をするわけですが、これらの任務(?)を無事遂行するためには、家族全員が健康であることが重要です。

りん

非常に重要です!!(強調)

そのため、とにかく手洗いうがいを徹底して、特に子どもたちが睡眠と食事をしっかり摂れるように心掛けました。

仮に、誰かが体調を崩して行けない場合に備えて、念のため楽天トラベルのキャンセル保険には加入していました。

我が家は子連れ旅に行くときはキャンセル保険にはほぼ加入することにしています。

(ありがたいことに保険を使ったことは一度もありません)

何とかみんな元気な状態で当日を迎えました。

いよいよ、子連れ学会に出発です!

夫と次男もお留守番ありがとう。行ってきます!

今回もお読みいただきありがとうございました。

【実行編】を公開しました!以下のリンクからぜひご覧ください。

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この記事を書いた人

4歳と1歳の息子を育てる32歳の臨床心理士・公認心理師です。
子育て中の心理職の働き方や暮らし方を日々模索中。
X(Twitter)、noteも更新中です。

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