だらだらスマホを見るのをやめたい! ワーママが「書く認知行動療法」を実際にやってみた

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こんにちは、りんです。

この記事を書いているのは2023年3月。

年度末の時期になり、慌ただしくなってきました。

お仕事やお子さんの用事など、「普段より物事に追われている…」と感じることも多くなっているのではないでしょうか。

例にもれず私もその一人です。

育児に家事に仕事、ただでさえ時間がないのに…どうしても見てしまうもの。それがスマホ!!

「スマホを見て時間が溶けている…」ということは頭ではわかっているのですが、

隙間時間があるとついつい手が伸びてしまうんですよね。

目次

「リベンジ夜スマホ」をやめたい…!

日中は、仕事に家事に育児、やるべきことがたくさんあり、

そこまでスマホを触り続けることはありませんでした。

しかし、家族が寝静まった深夜に目が覚めた私は、永遠にスマホを触り続けてしまっていたのです…

「みんなが寝ているので今は自分だけの時間。今しかダラダラする時間がない!」

「日中SNSを見られなかったぶん、たくさん見たい!」

そんな思いが自分の頭の中を占領するようになりました。

そして、深夜目が覚めたときにスマホを探すようになり、それからずっとSNSを見続けてしまっていたのです。

リベンジ夜更かしならぬ、リベンジ夜スマホ(命名:りん)にはまるようになってしまったのでした。

「リベンジ夜スマホ」にはまると、当然、

その分の睡眠時間は削られ、ブルーライトにも照らされ続けているので睡眠の質もかなり悪くなっています。

そのまますっきりすることなく翌朝を迎える…という悪循環に陥ってしまっていました。

りん

ワーママは身体が資本なのに……
こりゃいかん!!!(焦)

焦った私は、何とか生活を見直すべくヒントになる本などがないか探し始めました。

そこで【1日3分 やめるノート】を買ってみました

そんな状況を打破すべく、今回購入したのはこちらの一冊。

こちらの本では、5人の架空の人物のお悩みが載せられており、

それぞれのダラダラ習慣を脱していくためのプロセスが詳しく解説されています。

ここで挙げられていた5つのダラダラ習慣は、

  • ゲームにハマる
  • SNSにハマる
  • 動画にハマる
  • お酒がやめられない
  • ヤケ食いをしてしまう

でした。

みなさんも思い当たるものはありませんか?

ちなみに、私は

りん

見事にSNSにハマってるわ…

と、どストライクで該当していました…(笑)

1日3分間、自分の生活を記録してみる

こちらの本では、1日に4つの項目をこつこつ記録していきながら自分の習慣を見直していく方法が紹介されています。

4つの項目とはこちら。

  1. 今日の出来事(やめたい習慣に関連していそうなものに〇をつけます)
  2. やめたい量の習慣
  3. 本当に欲しかったもの
  4. 代替行動 (やってよかったことには〇をつけます)

これらを毎日ノートに記録していきます。

実際に1週間の行動の記録を取ってみた

「1日3分 やめるノート」で紹介されているケースを参考に、私も1週間の記録を取ってみることにしました。

実際に記録したものがこちら。

記録して見えてきたもの

記録をしてきて、ずばり見えてきたものはこちら。

家族の生活自体に余白が少なくなって、心身ともに自分の余裕がなくなっている…

短時間でもいいので、自分がゆったりできる時間がほしい!

ということでした。

年明け~3月は夫が繁忙期のため、

夫は「仕事から帰宅→夕食・育児→再び仕事をしに行く」という流れでした。

当然、私が担う家事育児は増えていきます。

そして私は妊娠中ということもあり、一つ一つの家事育児をおこなうだけでもかなり疲れてしまっていました。

そんな、繁忙期真っだた中の1週間でしたが、夫が息子と2人でお風呂に入ってくれた日が何日かありました。

時間としては20分くらいだと思います。

その時間は私一人。

もちろんその間に洗濯物を干したりなどの家事をする必要もあるのですが、

マッハで家事を終わらせ、その後の時間は一人でソファに座ってSNSをチェックしました。

私はTwitterをよく使うので、自分のつぶやきたいこともその時間につぶやくことができて気持ちもすっきり。

こういった時間があるときには、自然と“リベンジ夜スマホ”の時間も少なくなっていることに気づきました。

私にとってSNSをチェックすることは、一つのリラックス方法となっています。

仕事や子育てなどいろいろな情報を得られる場であり、フォロワーさんとの交流でも励まされることが多いです。

現時点で、この時間を0にすることは現実的ではありません。

ダラダラではなく、必要な分だけSNSと付き合っていくための方法をいくつか持っておくといいなと思いました。

実際に書いてみることで、“やめたい習慣”の本当の姿に気づくことができた

“やめたい習慣”の姿とは?

今回は、「SNSにハマる(リベンジ夜スマホ)」という習慣を見直したいという思いで取り組んでみましたが、

その習慣には

家族の生活自体に余白が少なくなって、心身ともに自分の余裕がなくなっている…

短時間でもいいので、自分がゆったりできる時間がほしい!

という現状や自分の思いが関連していることが多いことに気づきました。

もちろん、上記のことは日々何となく感じていたことではありましたが、

こうやって実際に書いてみることで、今の現状が姿を変えて“やめたい習慣”として表れていることに気づきました。

また、実際に自分の行動を書いてみることで、

「“やめたい習慣”を見直すための行動(代替行動)も、意外と自分で見つけることができていたな」と気づくこともできました。

「自分にも行動を変える力があるんだ!」と気づくことができたのも、嬉しかったです。

このことを踏まえて、

自分時間の確保の仕方について、“通常バージョン”、“繁忙期バージョン”などいくつかのパターンを考えておく

という考えにたどり着くことができました。

夫婦それぞれゆったりできる時間が確保できるよう、夫とも話し合ってみたいと思います。

ちなみに、私は過去にこんな記事も書いています。

この記事を書いた時期は朝に活動するエネルギーや余裕があったのですが、それも最近は難しくなっていました。

この時期はきっと、まだ今よりも余裕のある時期だったり自分の体調も整っていた時期だったのかもしれません。

夫も今よりは仕事が落ち着いていたのかもしれません。

自分時間を確保するにあたって、いわゆる“通常バージョン”の時期だったのかもしれないと気づきました。

“実際に手を動かすこと”が大切!

今回、取り組んでみて重要だと感じたのは

実際に手を動かして書いてみること

これに尽きます。

行動や自分の思いを書き起こしてみることで、今まで見えてこなかったものも発見することができるかもしれません。

こちらの本では、こういった作業に自分一人でも取り組めるように書き方のポイントが丁寧に解説されています。

やっていたのは、「人生の時間をどんなふうに過ごしていきたいか」を見直す作業

「自分のことは後回し」「とにかく家庭を回さないと」と、日々様々なことに追われ大忙しのワーママ・ワーパパ。

そんなワーママ・ワーパパこそ

「人生の時間をどんなふうに過ごしていきたいか」を意識的に考える時間を持つことは、とても大切だと感じます。

もちろん、ワーママ・ワーパパさんではない方にとっても時間はとてもとても大切なものです。

せっかくの貴重な時間を“やめたい習慣”に飲み込まれてしまうのはもったいない!

今回、「書く認知行動療法」を実践してみて、

“やめたい習慣 ”を見直すことが、ゆくゆくは自分の時間や自分らしさを取り戻していくことにつながっていくと感じたのでした。


もうすぐ新しい年度も始まります。

ぜひこの機会に“やめたい習慣”を見直し、心新たに新生活をスタートしてみませんか?

お子さんがおられる方にはこちらもおすすめです!

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この記事を書いた人

4歳と1歳の息子を育てる32歳の臨床心理士・公認心理師です。
子育て中の心理職の働き方や暮らし方を日々模索中。
X(Twitter)、noteも更新中です。

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