心理職ママが選ぶ 子育てのイライラを軽くする本3選

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こんにちは。りんです。

現在、3歳の長男と0歳の次男の子育てに奮闘中です。

0歳次男はまだまだ赤ちゃんなので、「とにかく天使!!」といった感じなのですが、3歳長男は超わんぱく男子に成長中(笑)

子どもが一人のときはそこまでなかったのですが、2人になると途端にイライラしてしまうのです…(主に長男に)

「早くご飯食べて!」「走り回らないで!」

余裕がないときは特にイライラして、つい長男には強い言葉で叱ってしまいます。

りん

寝顔を見ながら「怒りすぎてごめんよ」と反省する日々…

これは余談ですが、私は心理の仕事をしているので周りの人からよく「心理士さんだから、上手に子育てしてそう」「怒らなそうだよね~」とお言葉をいただきます。

しかし、そんなことは決してありません 。←

心理士も、心理士である前に一人の人間なので、イライラしてしまうことも多くあります。

そんな私が、子育て中イライラしてしまったときに読んでよかった本を3冊ご紹介します。

目次

叱る依存が止まらない

長男に対してイライラしてしまう気持ちを0にするのは正直難しいです。

しかし、自分のとらえ方次第でその気持ちを少し軽くしたりすることはできます。

そもそも子どもを「叱って」しまうのは、なぜなのか。

「叱る」という行為は依存性があり、それがどんどんエスカレートしてしまいます。

そのことについて、科学的根拠に基づいて書いてあります。

また、依存のリスクを高める要因としては、叱る人の側に「受け入れがたい現実」が存在すると言われます。

つまり、叱る人の苦しみを和らげるために、叱るという行為が加速してしまうのです。

どうしても子どもや部下を叱ってしまう…

その背景には叱る人の抱える悩みがあるのかもしれません。

「叱る」について客観的に検証し、一つずつ解きほぐしてくれる一冊です。

自分の「叱る」を一歩引いたところから見つめ、検証してみると、少し冷静になることができるかもしれません。

マンガでわかる 精神論はもういいので怒らなくても子育てが楽になる仕組みを教えてください

小学生以上のお子さんを持つ方に特におすすめの一冊です。

こちらは認知行動療法を専門に研究している臨床心理士・公認心理師の中島美鈴先生の著書です。

おもに「時間」と「物」の管理ができることを目的に、子育ての中に認知行動療法を取り入れてみることを提案されています。

主人公は小1の男の子を持つお母さん。

「宿題をしなさいと言っても子どもが一切とりかかろうとせずに叱ってしまう」

「何回も言っているのに忘れ物をしてしまう」

男の子の日々の行動に対してイライラしていまい、つい叱ってしまうことが多いです。

そんな自分に対しても「ダメなママでごめんね…」と感じてしまいます。

それを解決するには、「がんばればできる」という精神論ではなく、日々の生活の中に仕組みを作ることが大切であると述べられています。

仕組みを整えることで、子どもが自分で考えて動くことができるようになります。

そうすると親にも子どもにも余裕が生まれ、生活の土台が整っていきます。

マンガなのでサクッと読めるのもありがたいです。

子育てブレスト

プランナー/クリエイティブディレクターの佐藤ねじさんと、その妻であるおもちゃ作家の佐藤蕗さんが書かれた本です。

「子どもの行動にイライラしてしまう」、「子どもとどうやって遊べばいいかわからない」。

そんなときに使えるアイデアが67個掲載されています。

コンセプトとしては、“仕事の手法で育児と向き合ってみる”ことを大切にされています。

予測不可能なことのほうが多い育児ですが(親は疲れる…)、視点や方法を変えることでそれも楽しんでしまおうという遊び心が感じられます。

掲載されている子育てのアイデアは、佐藤家の皆さんが子育てに関する課題を解決するために実践してきた「課題解決タイプ」と子育て中に生まれた「作品タイプ」の2種類に分かれています。

状況によってどれを試してみようかなと見てみるのも楽しいです。

0歳次男はまだねんね期なので、3歳長男とのやり取りの中でこちらの子育てブレストのアイデアを取り入れています。

例えば、“朝の運動会”。

朝は恒例の「保育園行かない!!」コールが響き渡る我が家。

りん

ギャン泣きする次男を抱え母白目

そんな「困ったな…」という状況に陥ったときは、運動会でおなじみの天国と地獄を流して長男と一緒に玄関までダッシュしています。

長男がもう少し大きくなったら、“5歳児が値段を決める美術館”や“小1起業家”なども取り入れてみたいなと思っています。

個人的には、私は息子たちが小さいうちにから一緒に資産運用をしたいので、小1起業家ならぬ”幼児投資家”育成をしてみたいです。

おわりに

今回、そんなあなたの視点を変えるお手伝いをしてくれるかもしれない3冊をご紹介しました。

もしよろしければ一度読んでみてくださいね。

日々余裕がなくて、どうしてもイライラしてしまうこともある子育て…

少し視点を変えてみると、楽しく子どもと過ごせる時間が増えるかもしれません。

子育ては長いようで結構短いのかもしれない…と思う今日この頃。

イライラしてしまう時間が、ゆとりある楽しいものに変わっていきますように。

今回もお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

4歳と1歳の息子を育てる32歳の臨床心理士・公認心理師です。
子育て中の心理職の働き方や暮らし方を日々模索中。
X(Twitter)、noteも更新中です。

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